削らない虫歯があるって本当!?
さくらブログ
こんにちは札幌市南区澄川の桜田歯科医院です。
本日はむし歯の評価方法についてお話しします。
そもそもむし歯の評価基準って各医院やドクターによって違いがあるのはご存知でしょうか?
「前の医院では虫歯と言われた」
「治療しなくてはいけない歯が何本もあると言われた」
という事を主訴に来院される患者様がいますが、
当院で診査診断し評価した結果、まだ治療しなくても大丈夫だったというケースも少なくありません。
具体的に言うと桜田歯科医院では虫歯の評価にICDAS(国際う蝕検出および評価システム)という評価基準を使用します。
虫歯の進行度の段階はコード0〜コード6まであり、当院で治療が必要と判断されるケースはコード3〜4あたりからです。
実際には患者さんの口腔内環境、生活習慣や生活環境、唾液の質や量、虫歯菌によるリスク判定
そして時間軸の中でう蝕病変をとらえ
変化しているかしていないか、変化しているならどう変化しているかを判断をして
治療介入すべきかをドクターと担当歯科衛生士で話し合って判断していきます。
よって、各歯科医院の方針や歯科医師・歯科衛生士の考え方によってむし歯治療を行うのか、行わずに管理していくのかにどうしても差が出てしまいます。
学校や職場の歯科健診などで、痛く無いけど虫歯があると言われた方、歯が黒くなってきて虫歯かもしれないと思い悩んでいる方がいましたら
ぜひご相談くださいね。
削らずに様子をみる場合もあるかもしれません。